トーンバランサーと呼ばれる新しい合成法がより現実的な見栄えを表現するオプションとして追加されました。インテリア撮影や自然なスタイルでの風景撮影に適しています。
新しいブラシツールの機能を使って、より細部に働きかけることが出来ます。ブラシを一部のエリアに掛けることによってその部分だけ色を変更することが可能です。個々のカラーの彩度、色相、明るさを微調整してカラーキャストを取り除いたり、空の雰囲気を強調したり、または他の画像の影響の強弱を調整したりすることも出来ます。
より現実的なイメージを作成したい場合は、元画像とHDR合成されたイメージをブレンドすることが出来ます。また、元画像の露出を利用したり、ブラケット内の画像の露出を使って特定のエリアにブラシを掛けてブレンドすることも可能です。
地平線が取れていないイメージや、建物撮影での垂直が取れていない場合は、イメージを整列させて線が平行に見えるように調整出来ます。この機能は主に建築家や風景写真家にとって役立つ機能です。
単一画像、またはブラケット画像の場合でも画像の読み込みと選択までが容易になり、スムーズに編集作業に移ることが出来ます。